ぶろぐ 灯香のいいわけいっぱい

Friday. 21 June 2019

六文銭と1オボロス

兄の葬儀のとき、お棺の中に六文銭を入れました。

冥土に行く途中に三途の河があって、

渡し守に渡し賃を払わないと向こう側に連れて行ってもらえない。

その交通費が六文だそうです。

写真の六文銭はもちろん本当のお金ではありません。

燃やすことができるものです。

が、しかし、触ってみると、本物のメタルっぽい。

これ、オプションのオーダーなので、追加代金が発生します。8000円。

そっか、六文って、8000円くらいなのぁ、意外と高いなぁ(違う!)

 

ギリシャ神話でも、冥府に行くには途中にアケロンという川があり、

舟に乗せてもらうためには、舟を持つカロンという名前の老人に、

1オボロス(銀貨1枚)を渡さなければなりません。

(さらに、渡し賃を払ったのに、自分で漕がされるという・・・)

今でもギリシャでは、埋葬のときに、死者の口の中に銀貨を入れるそうです。

 

日本みたいに作り物なのかなぁ?

ギリシャ人の友人がいるので、あとで聞いてみよう。

 

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