Saturday. 18 November 2023
アムステルダムの窓辺から文化を知る
アムステルダムに行くと、とても窓が気になります。
たくさんたくさんの窓があって、それが街を彩ます。
法律があって、アムステルダムの一部をのぞいて、
この外観を保つことになっているそうです。
1階の窓際は、みなさんそれぞれに工夫を凝らしていますね。
有名なのは『飾り窓』。
「写真は撮らないで」というプレートも多いので、写真なしです。
前回のブログに書いたように,半地下のお部屋で、
綺麗な装飾がしてあって、名前のプレートが掲げてあります。
公式な売春地域です(3箇所あるらしい)。
半地下の階段を降りてピンポン、で中に入れてくれます。
プレートが外れていて、カーテンが閉まっていたらお仕事中。
売春婦の多くがアジア人。
こちらに来て、貧困で、この仕事を始める人が多いらしいです。
お客様も観光客が多いとのこと。
ダークな部分と言えば、コーヒーショップ。
大麻が吸える場所です。合法です。
ただ、普通のカフェもあります。綴りは同じ。
古い感じの建物で「ショップ」まで書いてあって、
文字だけの価格表が出てたら,大麻かな?
マッシュルーム屋さんもそこここにあります。
もちろんスタバもあちこちにあります笑
タトゥーのお店も普通にありますね。
感覚的には、日本人のピアスとかマニキュア的な感じです。
お母さんは顔をしかめるけど、いい大人だったら、いいんじゃない?って感じ。
ピアスは大体5、6歳の時には穴を開けるそうです。
絶対ではないけれど、小学校に入って、「お友達がピアスした〜。私も〜」
という感じ。
マニキュア・ネイルですが・・・・、ただ一色塗るだけですね。
値段は日本と変わりません。が、技術は低い。
日本人のネイリスト(英語ではマニキュアリスト)がお店を出せば、
倍の値段は取れると思います。
あらあら、窓から話が外れました。戻しましょう。
窓べにいる猫さんは、とっても可愛く、写真撮っちゃうわ。
ディスプレイの猫さんもセンスがいいわ〜。
ところで、これ↓、夕方の写真なんだけど、煌々とあかりがついている部屋があるでしょ?
生粋のオランダ人が住んでいる部屋です。
まだ夕方だから留守の家が多いけど、夜更けになると、
今、カーテンが閉まっていないところも、もっと輝きます。
料理をしたり、テレビを見てたりする状態が丸見え。
これらの部屋に住んでいるのは、生粋のオランダ人。
カーテンを敢えて閉めない文化があるのです。
(だから、カーテンが閉まっている部屋は外国人)
料理をしてたり、テレビを見てたり、丸見えです。
オランダの歴史は、だいたい13世紀から。
ダムの技術ができて、運河の水位をコントロールできるようになってから、人が住み着いた国です。
そして、18世紀には貿易で栄えた国です。東インド会社とか、歴史で習ったわ〜
そのために、旦那様が長期の航海に出る家も多かったそうです。
家で一人待つ奥様が、隣近所に「誰も連れ込んでないわよ」「清廉潔白に夫の帰りを待ってるのよ」「一人でも料理や掃除はきちんとしているわよ」って近所に見せつけるために、カーテンを開けっぱなし。
実際、私のいる家も、カーテンは寒さ防止の厚くて重いカーテンのみで、目隠し用の薄いレースのカーテンはありません。
ちょっと風邪引きました。今日は1日、お家に篭ります。
この家の人に、『英語と手相』の本の英語部分の指導をお願い中。
めっちゃめっちゃ、赤くされてる。
今日は、最後まで仕上げます。
って、本自体、まだ運命線までしか書けていないの、
書けているところまでですけれども。
ちなみにオランダ人は、世界で一番「薬」を飲まない国。
風邪薬はありません。自力で治すんだそうです。
がんばれ私!