Saturday. 16 February 2019
席を立って、そして眺めてみる
谷中銀座に占い師さんが初めて出演するとき、
灯香はいつもアテンドさせていただきます。
駅で待ち合わせて、谷中の説明などをしながら、有名な谷中の階段を降り、
少し歩くと雑貨屋「多満留」と甘味処「たまる」です。
お店のご主人が、すでにテーブルや椅子を出してくれています。
さて、占い師さんは、それぞれにテーブル周りの用意にかかります。
アイ・キャッチのPOPを出し、テーブルにクロスをかぶせ、
メニューを立てて、占いの道具を並べて・・・準備万端。
でも、準備が整ったら、席に座らず通りの向かい側に行き、
自分の席をじっくり眺める占い師さんが時々いらっしゃいます。
そう、お客様からどのように見えるかを確認するのです。
こうしたことができる占い師さんは、
ディスプレイのセンスもいいし、占いの会話力も高い気がします。
一番見えないのは、実は「自分。
それでも、ちょっと席を立って数歩歩いて、
お客様の目線のある場所に立ってみるだけで、気がつくことも多いはず。
自分がやった仕事に対して、それを利用する人の立場から客観的に評価する。
私もそんなことが、自然にできる人間になりたいです。