Wednesday. 09 January 2019
話すスピード
先日、インターコンチネンタルホテルにランチに行ってまいりました。
昔からの食いしん坊仲間で、年に1、2回、突然こうやって集まったりするのです。
その中の一人に聞こえない女性がいます。
ですから、テーブル担当者が料理を説明するときに手話で通訳するのですが、
早い! とにかく説明が早い!
思わず、待って待って、とお願いして、通訳を追いつかせました。
きっと、手話/ろう者に慣れていらっしゃらないのでしょうね。
灯香も実は、すっごく早口です。
でもね、少しずつ、少しずつ、直ってまいりました。
灯香にとって、早口は、「直すべきもの」なのです。
早口は、1割の得、9割の損、だと身にしみて感じます。
まだ、直し足りないけれどもね。
占いのほかにもう一つ(本当はもう3つ?)、仕事があるのですが、
それは「研修講師」。
ゆっくり話せば話すほど、「わかりやすい」「親身に話してくれた」と
アンケートの評価がアップすることに気がついたのです。
占いも同じ。
ゆっくりと、そして大切なことは繰り返し、さらに間を恐れない。
自分の言葉を相手に受け止めてもらうには、この方法がとても有効。
さらに付け加えれば、「穏やかに、そして聞き取れる範囲で小さな音量」でしょうか?
音量が小さいと、人は耳を傾けます。
英語の教師からもよく言われます。早すぎると。
知っているフレーズなどは、ネイティブなみに早く話してしまいます。
そうすると、相手はそれが私の英語の実力だと思って、
自分も早く話してしまい、結果、私は聞き取れない・・・。
だからね、日本語でも英語でも、ゆっくり。確実に。
早く話すって結局、話し手の自己満足度を高め、プライドを納得させるだけで、
聞き手は何も理解していないまま、うなづく、って結果をもたらしがち。
なのですよ、きっと。
だから、天皇陛下が万民にお話くださるときには、とってもゆっくりなのだと思います。皇室や元華族さまたちが話すときも、とってもゆっくり。
見習いたいと思います。です。が、やっぱり早口になってしまいます、です。