ぶろぐ 灯香のいいわけいっぱい

Friday. 23 June 2023

コア・ディビネーションの始まりと終わり

浅草に、コア・ディヴィネーションという名前で、ちょっと変わった占い処をオープンして、そしてクローズしました。
??と思う関係者さんや、なぜクローズ?と思うお客様もいると思うので、
少しここに詳しく書かせていただきます。

そもそも、事の発端は1月の終わり。
2020年から占い処「浅草たまる」を置かせてくださっている「十和田」から、
ご親戚が会いたいという連絡をいただいたのです。
「空いている場所があるから、占いでも出してみない?」って。
ただし、次の借り手が見つかるまでという条件なので、3ヶ月くらいかな?

見てみると、本当に仲見世通りのすぐ裏。50坪くらいある広い路面の部屋。
(広すぎるので、結局半分だけ使いました)

そこで、いろんな人を巻き込んで、
私はたまるの占い師で何かと頼りにしているKazumi先生の力を借りながら、
あーでもないこーでもないと。
そして、間に人が入って情報が途切れたり歪んだりしながら、、、、。
ようやく2022年6月のオープンにこぎつけたときには、
私1人だけしか残ってなかったんですよね。

【学んだこと①】
目標はブレないこと
信じるのは実際に見たことと直接聞いたこと


ペット連れやバギーでも気楽に入れる占い処にしたかったのです。心音先生がペットとコミュニケーション中の写真

それでも、いろいろな占い師さん・スピリチュアル鑑定士さんが
たくさん集まってくださって、無事にオープンとなりました。
紹介してくださった方、紹介されてくださった方、感謝いっぱいです。

3ヶ月は続けないと、机や椅子を買ったので赤字です。
長く続きますように・・・という心境でのスタート。

秋に「お正月もやっていいわよ」って言われて、
年が明けて、2月までと思いきや、延期になって、
「ゴールデンウィークまでやっていいわよ」と甘やかされて、
ほぼ1年、営業できました。

机や椅子の購入費はなんとか賄えました!

それよりも、もっと得られた大切なものは、「人」です。
コア・ディヴィネーションをやらなかったら、知り得なかった、
多くの人に出会えました。
ありがとうございました。

一番お世話になった雪月先生。ほぼ毎日のようにご出演してくださいました。本当に助かったわ〜

でもね、売り上げが十分に起動に乗るまでは大変だったの。晩秋までかかりました。

人通りは多いんだけど、キャッチするスベがわからず。

入り口に並んで声をかけてみたり(逆効果でした)、
歌を作って流してくださったり(ごめん、リフレーズに耐えられなかった私)、
イベントしかけて百円で手相見たり(100人みても1万円笑)、などなどなど。

でも、暮れまでにはいろいろわかってきて、集客できるようになってきました。
本当に勉強になりました。
一緒に考えてくださって、工夫してくださった先生方、ありがとうございました。

【学んだこと②】
お客様目線に徹底的に立つこと
いろんな人がいろんなことを言うけど、それは基本的にその人自身のためで、大抵は枕詞として「コア・ディヴィネーションにとって、」「灯香先生のため・・・」がつく。聞き流さないで聞くべきだけど、言いなりにはならないで正解

茶葉占いの写真、撮っておけばよかったな〜

この場所があって、よかったことの1つは、
前からやりたかった茶葉占いができたこと。

お湯を沸かして、ゆったりまったり。
カップやペーパーなど小物も多い。
自宅以外ではなかなかできない茶葉占い。
また、どこかでできるところ探したいなぁ。

それから、初めは私くらいしか手相ができる人がいなかったんだけど、
現場での実際の手相のニーズの高さを知って、何人もが学んでくださった。
ありがとうございました。

ここだけの話、夜遅くまで手相レッスンしている様子をオーナーさんが見て、

感動して「秋までじゃなくて、お正月までやらせてあげよう」と思ったらしい。

【学んだこと③】
手相は人気なだけではなく、きちんと当てるとリピーターになりやすい
珍しい占術は・・・待っているだけでは受けてくださる人がとても少ない
自分の強みを知っていることは、未来の自分の占いの形を作る

オープンの時に玉先生にいただいた胡蝶蘭が、1年経ってまた咲きました。クローズ数日前に、幸潤先生が撮ってくださった1枚。お気に入り。

さて、クローズにあたり、多くの方が泣いてくださった。
ありがとうございました。
「また、コア・ディヴィネーションをオープンしてくださいね」って
何人からも言われたけど、どうかなぁ?

まず、今回は敷金礼金がなかったわ。
例えば巣鴨の地蔵通りの路面店。
家賃が50万だったら、準備に500万円、必要よ。

そして、維持費はオーナーさん持ち。
電気代、水道代、ダスキンのマット代、等。
なぁんと、コアデビは全部オーナーさんが負担してくださったのでした。

さらに、広告費は毎月1万円程度。
翔先生のラジオ放送に一言、ホームページは占い師さんの1人が作ってくれて、ポスターはチラシは自分で作って(前職でやってたので)プリントパック。
通常は売り上げの3割を広告費にあてないと、集客は難しいのです。
コロナ禍だったとはいえ、やっぱり人通りが多い通りだったのです。

もう一度復活? 
この条件↑のところが見つかったらね。あははは。
もしくは宝くじで「億」当たったらね。

そうしたら、茶葉占いもペット占いもできる、路面店をどこかに買います!笑

分不相応の場所だったけど、身の丈ほどに頑張りました。
そして、身の丈以上のものをいただきました。
きっと浅草の神様が守ってくれたに違いない。
いろいろコア・ディヴィネーションに絡んでくださった皆様、
感謝してもしきれないです。
また、遊んでくださいませね。
ありがとうございました。



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