ぶろぐ 灯香のいいわけいっぱい

Thursday. 05 July 2018

VI恋人とXV悪魔は兄弟カードだと再認識の新嘉坡

シンガポールに行っておりました。
女性4人で、全員が夫あり、子供なしのメンツなのです。
だから、恋愛の話もなければ、学校やママ友の話もありません。
なんの話をしているのかって?
ほとんどの場合が、美味しいご飯の話でございます。

飛行機をホテル、ディナーなどは、すべて自力で手配
さらに、メンバーの中の一人が耳が聞こえないので、それをいいことに、
飛行機やホテルでは、諸々の優先権やサービスをいただき、
100%のオリジナルでユニークなものだったので、
「みなさんにもおススメのシンガポール観光!」などと
書けることはまったくございません。

だって、中国人街の怪しいお店が気に入って1時間以上いるとか、普通しない。
マリーナベイサンズのショッピングモールで、30分後集合の買い物タイムにしたら、
4人中3人が迷子になって戻れずに、2時間後に集合することになったけれど、
誰も責めないし、気にしないし、どれだけ迷ったか自慢をし合うなど、、、ありえない。
バーで隣のオーストラリア人と仲良くなって、
英語と日本語と手話を駆使した「国際手話教室」となって楽しかった、
ので、「皆さんもぜひお試しください」とか言えませんしね・・・。

実は灯香は見た目より(?)行動が早く、出かける用意は10分もあれば十分。
でも、それに1時間かかる人もいるんだとか、
トイレも、私の3倍くらいのタイミングで、3倍くらいの時間が必要な人が多いとか、
自分の時間的概念と違う人と一緒に行動するのは、学びがありますね。

待つほう(おおむね私)は、忍耐とストレスとあきらめを学び、
待たせるほう(たまには私も)は、ワタワタアセアセしながら自分の未熟さを悟り、
・・・いろいろな学びがありました。
《15ではなく6 》、心の中の一人合言葉でした。

マルセイユカードの6番目「恋人」と15番目「悪魔」は、兄弟カードです。

 

 

 

カードの絵柄も、6と6 (1+5)で、同じでしょ?
絵柄も、2人の人間を従えた人・悪魔がいて、上部には天使やら逆五芒星やら。

 

 

そして、見た目の行動もどちらも同じ。ベストな選択をすることなのです。

6恋人は、価値観などが違う人々が、互いに相手を思いやり、話し合い、
譲歩し、みんなが納得できるベストな方法を選択していくカード。
だから、恋愛を占うときは、「吉」のカードなんです。恋愛ってそんなもの。

 

15悪魔は、自分の価値観を相手に押し付け、納得させるカード。
相手はしばしば、相手の価値観を押し付けられていることに気づかず、
ともすれば、自分で考えて納得し、ベストな方法が選択ができたと信じていたりします。

現代風の言葉にすると、
マインドブロックとかマインドコントロールとかいいます。

 

「早く決めて、早く行こうよ。次の電車に間に合わないよ。博物館見たいっていってたの、あなたじゃない!」

「もっと見たい? じゃあ、次の電車は見送ろうか? 博物館、どうする?」

自分の6が、ややもすると15になっていないか、
自問自答の旅行でした。

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