Wednesday. 17 July 2019
間違うのもよい経験
今日、運転免許証の書き換えに、鮫洲に行ってまいりました。
順調に手続きが進み、最後は講義。
「講義はこちらです」の言葉のままに中に入りました。
100人くらいが小さなテーブルがついた椅子にぎゅうぎゅう詰め。
灰色の壁に窓もなく、教官(?)の方もいかつい感じ。
ホワイトボードには、講義時間2時間って・・・・お昼またいで!!
あら、大変。と思っているうちに講義が始まりました。
怖そうな警察の方が、少し説明をした後、
「ところで、皆さんの手元の票には、・・・と書いてありますよね!
書いてない方はいないですよね!」と。
私の票には書いておらず!
なんとこの部屋、違反した方のお部屋でした。
灯香はペーパーなので、当然ゴールド。
おずおずと手をあげると、教官が飛んできて票を見て、急に態度急変。
「おや、ゴールドの方ですね。恐縮です。となりの部屋なんですよ。優秀者の方の講義ははじまっていないので、お手数ですがご移動お願いします」
と、丁寧で優しくて、礼儀正しい!
で、移動。5分後に30分だけの簡単なお話とビデオ。
1人ひとりが広いテーブルで、白壁の明るい部屋。
教官も明るい女性で楽しい説明。
表に「受講済」のハンコをもらって、10分後には免許証を受け取ってました。
改めて、講義時間をチェックしたら・・・・
逆の場合は、ゴールドに間違えて入る→違反者のほうだと気がつく→隣の部屋に行くのは、むり。もうはじまっちゃってるから。1時間は待つ感じ。
違反者にはどこまでもどこまでも厳しい警察です。
いっつもゴールド(30年間ペーパー)なので、気がつきませんでした。
よく、社会的な差別というものは、される側は感じるが、している側は気がつかない、とい言います。なんか、縮図を感じました。ほんと。
間違ったから、よい経験ができました。
ところで、私のペーパー免許、役立っているのですよ。
ゴルフ場のカートに乗るのは、正式には免許持ちだけなのです。
へへ、それだけ。